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長谷部の人生徒然日記

長谷部のくだらないブログ。

屋上緑化・壁面緑化による効果

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屋上緑化・壁面緑化による効果

最近、個人的に屋上緑化やベランダ緑化に興味を抱いている長谷部です。

そんなわけなんで、最近は屋上緑化のサイトや環境とかヒートアイランドについての書籍を読んだりと、長谷部にしてはちょっとしたお勉強タイムをちょこちょこ設けています。

屋上や壁面といった建物を緑化することによって期待される効果は何なのか?まずはこれを考えました。

屋上や壁面といった建物を緑化することによって期待される効果は、多岐にわたっており、主要なものとしてはヒートアイランドの緩和、省エネ、生態系の復元、アメニティの創出や景観形成等が挙げられますね。

建物緑化に期待される主要な効果については...

①断熱性向上による空調負荷軽減
②屋上面のコンクリート・防水層の温度変化を小さくすることでの耐久性向上
③ヒートアイランド緩和

これらの効果については、屋上面での熱の収支により説明することが出来ます。地表面や建物表面においては、日射や赤外放射の収支として入ってきた放射収支量は、空気を温める熱、水分の蒸発や植物の蒸散で消費する熱、及び地中や建物に伝わる熱に配分されます。この配分の割合は、表面を構成する素材の熱伝導率や熱容量、蒸発効率といった熱特性によって異なってきます。

屋上が緑化されていない建物の場合には、表面が濡れている場合を除くと、蒸発散による潜熱の消費がないため、屋上に入ってきた放射収支量は顕熱と伝導率とに配分されることになります。

顕熱は、空気を直接暖めるため、大気加熱量と表現することも可能で、この熱がヒートアイランドを促進する要因の一つとされているよね。

また、伝導熱として、屋上から建物躯体に伝わった熱は、夏季においては、最上階の貫流熱負荷となります。この負荷を処理するための冷房運転によるエネルギーは、最終的には人工排熱として都市大気に放出され、この熱もヒートアイランドを促進させることになる。

一方で、屋上緑化を行った場合は、植栽による蒸発散で潜熱を消費するために、緑化をしていない場合に比べて、屋上からの顕熱や伝導熱が相対的に小さくなる可能性がある。

顕熱が小さくなることで、ヒートアイランド緩和の効果が期待され、伝導熱が小さくなることで、断熱性が向上し、空調負荷削減効果や人工排熱低減によるヒートアイランド緩和効果も期待される。

この伝導熱の低減は、植栽の蒸発散と緑化土壌の熱容量によるものであり、この効果でコンクリート表面に伝わる熱が小さくなり、表面温度の変化が小さくなることで、躯体や防水層の耐久性が向上することも期待できるんだね♪
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プロフィール

HN:
長谷部
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
旅行
自己紹介:
日々、長谷部のアンテナに引っかかったことなどを書いていきます。くだらないことばかり書くかもしれませんが、どうぞよろしく。