今日は豚汁を食べました。豚汁って一つの立派なメインというイメージですが、よくよく考えてみると、冬の野菜が沢山入った味噌汁にプラスアルファ豚肉という単純なものなのですね。
大根やニンジンが入っているのは定番ですが、他の野菜については豚汁それぞれのようです。ゴボウが入っていたり、葱だったり玉ねぎだったり、ゆで玉子が入るとなかなか豪華です。
蒟蒻も定番ですが、味噌汁の延長として作ろうとすると、つい忘れがちになります。豚肉や牛肉などの動物性タンパク質が特に貴重だった頃、沢山の野菜と少量の肉でいかに美味しくお腹いっぱいになるものを作るかというのが料理の要だったのでしょう。
今のように、肉単独で焼くとかだと量が必要なわけで、野菜と一緒に肉を調理するというのが重要なのでしょう。
他には、たこ焼きやお好み焼き、チヂミのような、野菜と魚介類という肉と野菜の魚バージョンに小麦粉がプラスされて嵩をまし、更にそれ自体が主食になる料理が思い浮かびます。
本場の方には怒られそうですが、たこ焼きもお好み焼きも、私には形と大きさ違いの同じ料理に思えます。
そうやって料理を見ていると、中華も野菜を大量に美味しく食べることを意識しているように思えますし、パスタも意外とそうかも知れません。
豚汁の話が飛躍してしまいましたね。