「あいつは地頭が良い」とか「あいつは地頭力が弱いなぁ」とか、「地頭力(じあたまりょく)」という言葉をご存知の方も多いと思います。
「地頭力」という言葉に明確な定義がある訳ではないと思いますが、最近良く使われるのは、「問題解決能力の基盤としての基礎的な力」というような意味で使用されることが多いと思います。細谷 功さんが書かれた「地頭力を鍛える」が結構話題になっているので、そこからの引用等の雑誌記事も多く見られますよね。
1)知的能力には「地頭力」「対人感性力」「記憶力(知識力」の
3種類あり、中でも地頭力は問題解決能力の基盤である
2)地頭力とは(定義)3つの思考力からなる
・抽象化思考力(単純に考える)
・フレームワーク思考力(全体から考える)
・仮説思考力(結論から考える)
3)そのベースとなるのは
「論理的思考力」「直観力」
さらにそのベースは「知的好奇心(原動力)」
4)地頭力はフェルミ推定によって鍛えることができる
「日本には電信柱は何本あるか?」「アメリカにピアノ調律師は何人いるか?」等、一見途方も無いというか、「答えあるの?」みたいな問題に対し、自分なりにロジックを組み立て、アプローチする思考法です。
数字が大切なのではなく、どのようなアプローチで解決するか?あるいは、どのような仮定をするか?そういうことが大切になる、というか、そのような思考ができない人は、ビジネスの世界では、やられてしまいますよみたいな話です。
これが意外に電車の中とかで考えていると、結構おもしろいのです。実際に自分でやってみると、普段使っていない脳の部分が動いていることが体感できるのではないでしょうか。
長谷部は、電車の中でしょっちゅうこれをやって楽しんでおります。