移動販売のローストビーフを食べたらお腹が痛くなってきた長谷部です。
「ターゲット」今日は、この言葉について書いていきます。ターゲットを絞り込むことを「ターゲティング」なんて言ったりもしますよね・
「ターゲット」
標的。まと。販売の対象。「20代の女性をーしたサービス」語源は「小さな盾」を意味するフランス語といわれ、射的などの「的」にされることから「攻撃目標」という軍事用語に転じたという説がある。
「この製品のターゲットは...」
「このサービスのターゲット...」
最近、こんな会話をよく耳にします。
特に気にしなければ、ビジネスシーンにおいて、ごくごく自然のことだと思うはずです。
でも、
長谷部はヒマ人なのでちょっと考えてみました。
「ターゲットって、なに?」と。
ターゲットという言葉は本来、標的を意味する言葉だということは皆さんもご承知の通り。目標に向かって弾を落とすためにつかわれた軍事用語だそうだ。正確さが要求される軍事行動であれば、明確にターゲットを定めることは何より大切でしょう。
しかし、その「ターゲット」という言葉を「お客様」に向かってつかうことは、企業としてふさわしいことなのでしょうか?
そのときの「ターゲット」って、分かりやすくいうと「攻略せよ!」みたいな話でしょ?お客様に向かって「攻略せよ!」とは、何事でしょうか(笑)
もともと、マーケティング用語には、軍事用語だった言葉が多いですよね。「戦略」「戦術」「空爆」「キャンペーン(軍事行動や戦闘)」
「マーケティングは戦争なんだ!」とか、いう人もいるかもしれませんが、長谷部だって、「マーケティングは戦争なんだ!」という、言葉で何を伝えようとしているのかは分かっているんですよ。
でもね、実際の話、戦争ではないからねぇ。
お客様のことをターゲットとか呼ぶのはちょっと...と、不自然さを感じている今日このごろであります。
みなさんは、どう思いますか?