私は、昔から外反母趾に悩まされてきました。
そうです、主に女性に多い、あれです。でも、私のように男性でもなったりするんですよ。きっと、あなたの近くの男性にもいるはずです。
よく外反母趾は、無理に幅のせまい靴や小さい靴を履くとなる、といわれますが、私の場合は生まれつき足の形が外反母趾っぽくて、革靴を履く年頃になってひどくなっていった感じです。
だから、小さいころから長時間歩くと足が痛むのがあたりまえで、外反母趾という疾患があると聞いたときは、「えっ、これ病気だったの!?」とすごくビックリしたのを覚えています。
自分が外反母趾と自覚してからは、なるべく外反母趾用の靴を買うようにしてきました。でも、どうもしっくりこないのですよね。外反母趾用の靴は、どれも幅広に作られているのですが、それがかえってよくないのかも知れません。
というのも、足が地面を蹴るとき、外反母趾部分が折り曲がって骨が飛び出すことで痛みを感じるのですが、幅広い靴では広がりを助長してしまい、さらに痛みをひどくさせるのです。
結局どんな靴を履いても痛むんだよなぁ、とあきらめていました。
ところが最近、外反母趾用のインソールがあるのを知りました。
私はずっと足幅のことばかり考えていたのですが、立体的なインソールで中足骨と土踏まずを支えて足の裏のアーチを作ってあげると、外反母趾の進行をくいとめることができるというのです。
外反母趾は、靭帯がゆるんで足の裏のカーブが平べったくなっているのが原因で、骨が横に飛び出してしまうのだそうです。
つまり、インソールで平べったくなってしまった部分を持ち上げてあげれば、自然に骨も飛び出さなくなるというのですね。
早速そのインソールを購入して革靴に入れてみると、もう快適さに驚きました。
地面を蹴るときにも、骨が飛び出さずに痛まないのです!
クッション性もあって、いい感じです!
これがあれば、長時間の外出も苦になりません。
立体的なインソールを靴の中に入れるため、どうしても靴が窮屈になるので、ワンサイズ上のものが必要になって出費がタイヘンですが、長年の悩みが吹き飛んだのですから、そんなことなんのその。
長谷部もこれからは、なんだか活動的に生きていけそうです!w