どうも、8月に入り夏本番の月曜日。
今月も仕事で頑張りつつ、体調には注意したいと思います。
今日は、「大気汚染」のことについてちょっと書いてみたいと思います。なぜ、急に大気汚染の話題かといいますと、先日、会社の同僚と環境のことについて少し話しをしていたところ、なんとなく考えていたので、そのことについて書いていきます。
大気汚染問題は、現代にとってあまりにも当たり前となっているので、ほとんど気にしないという人も多いかもしれませんが、地球上で年間約130万人が大気汚染が原因で亡くなっているという事実があります。
開発途上国である中国やカンボジアなどの都市部で特に大気汚染が深刻で、大気というのは移動する性質を持っていることから、当該国はもちろん地球全体の問題と言えましょう。
日本の大気汚染に限って言えば、1960年頃からの高度成長期に伴い、深刻化してきたようです。
現在、特に開発途上国で問題にされているのを見ても、国の発展と大気汚染は切っても切れない関係にあることがわかります。
最近の日本では、排ガスを生まない電気自動車が政府の働きかけもあってかなり普及しています。
自動車から出る排気ガスは、言ってみれば「動く大気汚染源」ですから、電気自動車の普及はその意味からも大きいと言えるでしょう。
WEB上にはリアルタイムで見ることのできる「大気汚染マップ」もいくつか存在し、現在世界の主要都市などで、どの程度の汚染が確認されているか知ることが可能です。日本で意外にも九州地域の汚染が多いのは、中国に近い位置関係が原因なのかと思われます。
中国といえば、2015年の記事ではありますが、大気汚染を原因とする心臓・肺疾患などで、1日あたりなんと4000人が死亡しているという信じられないデータがあります。日本でこんなことが起こったら大問題となるところですが、人口の多い中国だからでしょうか、そこまで大きな問題にはなっていないようで、いろいろと考えさせられます。
なんといっても、
世界の大気汚染による死者約4分の1が中国によるというショッキングなデータもあり、お隣の国ですから、日本も早急な対策が必要かと思われます。
開発途上国の中でも汚染が深刻な中国ですが、今急成長しているインドの汚染もなかなかのもので、中国に負けず劣らずのレベルとなっています。
こうして見てみるとやはり大気汚染問題は、地球規模の世界問題と言えるでしょう。
祖先から受け継いできたきれいな土壌や大気を、少しでも良い状態に子孫に残していくために、私たちの意識が試されている時なのかもしれません。