どーも、長谷部です。今日はゴールデンウィーク最終日。東京は少しお天気が悪かったですが、なんとか雨は降りませんでしたね。今日は表題にもあるとおり、「メキシコの麻薬戦争が全世界に与えた意外な被害」について。
ライム入りのマルガリータやモヒートといったカクテルが飲めなくなるかもしれません。。。ちなみに長谷部はモヒートが大好きです。
世界最大のライムの産地であるメキシコのミチョアカン州では近年、麻薬組織と市民自衛組織の間で激しい闘争が繰り広げられています。
そして、「通常のビジネス」に支障をきたした麻薬組織は、市民自衛組織への報復としてライムを積んだトラックを襲い、それらを闇市場で転売しはじめたそうな。。。
その影響を受け、ライムの価格が高騰。さらに、昨年秋の洪水と柑橘類に致命的な被害を与える病害の拡大が、それに拍車をかけました。
結果、ライムが食卓に欠かせない地元の人々だけではなく、メキシコからの輸入に頼っている国々までもが被害を受けている。
例えば、メキシコ産ライムが全消費量の95%を占める米国では1箱平均14ドル(約1,400円)程度だったライムの価格が今では100ドル以上にまで跳ね上がっているらしいです。。。そのため、ライムの代わりにレモンを使用する飲食店まで出ている状況とのこと。
これは市場で流通しているライムのほとんどがメキシコ産である日本にとっても他人事ではない。この夏、マルガリータを飲む際には、本物のライムが使われているのかどうかを確認したほうがいいかもしれない。