蓮根が、風邪の咳に効果絶大です。
蓮根って決してマイナーな食材では無いものの微妙にお手頃感には欠けるため、常に冷蔵庫に入っている訳ではないのが普通かも知れません。
しかし今回、数日前に気が向いて他の食材とともに蓮根を購入していたため、いよいよ咳が止まらなくなってきた時、たまたま冷蔵庫に入っていたという訳です。
蓮根は煮物にしたり、薄くスライスしてきんぴら風に炒めたりする事が多いのですが、蓮根の喉に良い成分をより効率的に喉に触れさせるべく、すりおろして適量の水と一緒に煮立て、甘味を付けて飲むという方法をとりました。
通常塩気とともに食べるものを甘くして飲むなど、具合の悪い時でなければ思い付きもしませんが、体調に応じて食の好みも変化するものです。
同じすりおろして煮立てるにしても、通常のスープであっても問題ないはずなのですが、今回は水から煮立てたすりおろし蓮根に甜菜糖で甘くしたものを飲みました。
結果として、咳が皆無になったわけではありませんが、飲む前の5分の1以下には治まっていることから、確かに効果はあると言えそうです。
咳は、咳が続くことによって喉に傷がつき、それが過敏に反応し更なる咳を呼びます。
少しでも喉が保護され傷が修復されるのであれば、確かに効果をもたらすに違いありません。
こういった民間療法の特徴は地味に効くというのがポイントです。
蓮根アレルギー(そのようなものがあるのかわかりませんが)でないかぎり、大変おすすめです。