こんにちは、長谷部です。
私はここ半年ほどダイエットもかねて朝6時くらいから1時間ほどジョギングやウォーキングなどをしています。主に走る場所は荒川の土手付近なのですが、荒川沿いの土手の第一印象はとにかく猫が多いことでした。
以前はもっと都心に住んでおりましたが、その時は野良猫などほとんど見たことがなかったのですごく驚いたのを覚えています。同じ東京なのにこんなにも違うのかというくらい猫が多かったです。
地元の昔から住んでいる叔父に聞いたところ、今の猫ブームよりも前から荒川沿いの土手は野良猫の縄張りになっているそうです。ではずいぶん前からどうやって猫たちは生きてきたんだろう?と素朴な疑問がわいてきました。
興味本位で土手のジョギングコースを変えてみたら、猫の住処がありました。どうやら捨てられてた段ボールに近所の人の行為で、傘をかぶせた住処が出来上がったみたいです。
アジトは確保できましたが、じゃあ食べ物は?とおもいましたが、土手に住んでいるホームレスや、散歩に来る人、土建の仕事で休憩中の若いお兄さんから弁当のあまりやお菓子を恵んでもらっていました。
その光景を見た時、正直どんどん増えてしまうんだったらあげないほうが地域の衛生面も考えると禁止したほうがいいのではと思いました。でもそもそも、猫が増えた理由は捨てる人が増えたこともあり、わざわざ都心から土手に捨てに来る人もいることが原因です。人間の勝手な理由で捨てられた猫は人間の勝手な理由で生かされてると考えるとやるせない気持ちになりました。
私自身、猫が家の庭に来ることもありますが、一度も餌をあげたことはありません。
それは一度餌をあげてしまえば、この家はもらえる場所だと認識されて次回以降いっぱい猫が集まってくるからです。
そんな猫たちをかわいそうに思いながら、自分の家で飼うわけにもいかず、餌をあげることもせず、
どこかで猫が死んでいるかもしれないと思うと自分の都合で飼っては捨てる人がいることが許せません。
最近のペットブームを否定するわけではありませんし、捨てる人には事情があるのかもしれません。
それでもそんな事情は動物からしてみたら関係のない話です。
ペットを飼うと決めたらその子を死ぬまで面倒みる覚悟で飼ってください。